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フチから等間隔の線が描ける
簡単で、キレイにできるフチドリ技法
作品・撮影・編集・原稿/tomsun M(STOMO_japan)



この技法で、作品周りの縁取り装飾が容易にできます。

●準備するもの●
■専用コンパス(太軸マーカーが使える物)
■太軸マーカー《金・銀・白》(今回は金色)
コンパス・マーカーのチラシ画像→コチラ
■鉛筆
■筆キャップ(内径6mmの筒※ストローでもOK)
■素材(今回はプラーク白木品番500-0306)
■ペイント道具(下地色の絵具・筆・ペイント乾燥マットなど)

【ステップ1】素材(作品)を用意する
今回は黒色の絵具を塗った素材を用意しました。

【ステップ2】専用コンパスに鉛筆とキャップをつける。
スムーズにコンパスを動かしやすいように、
針のある軸先に筒状のキャップ(内径6mmの筒)をつける。
ホルダーに鉛筆をセットする。
図のように鉛筆の筆先を出す。出しすぎに注意。

【ステップ3】鉛筆でフチドリの下描きを薄く描く
特に角の交差する部分の線を引く。

フチに針軸を沿わせて、図のように針軸を垂直に保つ。


接地面に対して垂直に保ったまま、線を引く。
軸を傾けると、フチから等間隔の線が引けません。

縁取りがしやすい、図のようにしたコンパスの形では、
最大幅約5cmまでとなります。

【ステップ4】太軸マーカーに差し換える。
太軸マーカーをつける際もペン先を写真のように出す。出しすぎに注意。

【ステップ5】鉛筆の時と同じように、マーカーで線を引く。

線の交差する箇所は、あえて線を飛び出す。
(下地の色が透明性のある絵具の場合は、飛び出さないようにする。)

【ステップ6飛び出した線を下地の絵具で塗り消す。     

飛び出した線を絵具で塗り消すことで角がきれいにできる。

【ステップ8】完成。

さらに、
【細いラインにフォイルを貼る】方法でフォイルが貼れます。
絵具やマーカーで表現しきれない金や銀など
高輝度のメタリックにできます。
金のマーカーで描いた線上に貼るには、金フォイルが最適。
銀のマーカーで描いた線上に貼るには、銀フォイル各種が最適。
白のマーカーで描いた線上に貼るには、透明イリデッセントフォイル各種が最適。

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